【読書感想文課題図書】中学生・簡単に読める書ける本はどれ?


 
青少年読書感想文全国コンクールの2017年の課題図書が発表されました。

読書感想文は学生なら誰もが通る宿題ですが、本を好きじゃないとどう書いて良いか分からず、他の勉強や予定で忙しいと読書にイライラしてしまうかもしれません。

こちらでは2017年の課題図書のあらすじと管理人から見て「簡単に読める・書ける度」と「こんな人におすすめ」などのご紹介をして中学生の応援をさせていただきたいと思います。

中学生向けの2017年の課題図書は、以下の3冊
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『円周率の謎を追う 江戸の天才数学者・関孝和の挑戦』読書感想文のあらすじとオススメ度
『ホイッパーウィル川の伝説』読書感想文のあらすじとオススメ度
『月はぼくらの宇宙港』読書感想文のあらすじとオススメ度
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『円周率の謎を追う 江戸の天才数学者・関孝和の挑戦』読書感想文のあらすじとオススメ度

『円周率の謎を追う 江戸の天才数学者・関孝和の挑戦』(くもん出版)
著者:鳴海 風・作 伊野 孝行・画 本体価格:1,500円 205ページ
【内容情報】(「BOOK」データベースより)
現代ではあたりまえの円周率“三・一四”が、まだ使われていなかった江戸時代。円に魅せられ、その謎を解こうとした数学者がいた。かれの名は、関孝和。日本独自の数学・和算を、世界に通じるレベルまで高め、死後、算聖とよばれた数学者の生涯を、かれを支えた人々とのつながりの中で描く。子どもと大人が共有できる新しい児童文学。

簡単に読める度★★☆☆☆
簡単に書ける度★★☆☆☆
こんな人におすすめ
数学好き
将来公務員になりたい
趣味がある
ある種のマニアである

簡単感想
数学好きじゃないと飛ばし読みになります。飛ばして読んでも軽快な読みクチですので大丈夫なのです。趣味の道で将来生きていきたい、その為には?とかある道で一流になるには広い範囲の学びが必要だと遠まわしに伝えてくる本です。なるほど手厳しい現実と感じますが勉強嫌いだときびしく感じるかもしれません。

【円周率の謎を追う】読書感想文あらすじ(ネタバレ)例文・オススメ度

『ホイッパーウィル川の伝説』読書感想文のあらすじとオススメ度

『ホイッパーウィル川の伝説』(あすなろ書房)
著者:キャシー・アッペルト / アリスン・マギー・著 吉井 知代子・訳 本体価格:1,400円 239ページ
【内容情報】(「BOOK」データベースより)
“ケネン”は、魂とつながっている。どうしてなのかは、だれにもわからない。ケネンは人知をこえた理由でこの世界にやってきて、使命を果たしたら祖先のいる安息の地にもどるという。特別な絆で結ばれた二人の姉妹と子ギツネの魂が響きあうスピリチュアル・ファンタジー。

簡単に読める度 ★☆☆☆☆
簡単に書ける度 ★☆☆☆☆
こんな人におすすめ
生まれ変わり、輪廻転生スピリチュアルを信じる人
ファンタジーが好きな人
親しい人を亡くした人
兄弟仲で悩んでいる人
理性的に問題解決したい人

簡単感想
【内容情報】からして不思議系なのですが、早く走る事にこだわっていたお姉さんが事故死してキツネに生まれ変わり妹を守るというファンタジーです。なぜ俊足にこだわったのか?それはね・・・というお話です。
外国作品で扱うテーマが死という全体的に暗いダークファンタジーですので肌に合わないとそうでない人がはっきり分かれそうです。
訳者あとがきでは「悲しい話です…でも読みおえたとき、心があたたかくなっているのではないでしょうか」とありますが個人的には後味が悪く軽く憤りを感じましたので、この仮想世界にツッコミを入れたい現実主義の猛者は逆にやる気になるかもしれない1冊です。

【ホイッパーウィル川の伝説】読書感想文あらすじ(ネタバレ)例文・オススメ度

※『ホイッパーウィル川の伝説』は今年の課題図書の中で中学生の一番人気の本です! 

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『月はぼくらの宇宙港』読書感想文のあらすじとオススメ度

『月はぼくらの宇宙港』(新日本出版社)
著者:佐伯 和人・作 本体価格:1,500円 160ページ
【内容情報】
人類が太陽系へ進出する宇宙港として、注目が高まる月。最新の月科学、人類と月の新しい関わり方を紹介。いま月は、人類が太陽系へフロンティアをひろげるための宇宙港として、注目を集めはじめています。そんな「熱い」月を大解剖。近年の月探査によってわかって来た、最新の月科学を紹介し、人類と月の新しい関わり方をしめします。子どもたちの宇宙開発未来図を月へ、太陽系へと広げ、将来の宇宙への関心を大きく伸ばします。

簡単に読める度 ★★☆☆☆
簡単に書ける度 ★★☆☆☆
こんな人にオススメ
・宇宙が好き
・宇宙に関係する仕事がしたい

簡単感想
著者の佐伯さんはほんとうに宇宙が大好きみたいで楽しそうに語ります。内容は大人が読んでも「なるほど」と思わせる月のことや月に行くロケットの事も書かれていてけっこう専門的。ですが宇宙に興味のない子には難しくて飽きてきます。また「かぐや」にはたずさわったようですが「はやぶさ」が行く小惑星のイトカワにときめかなかったという理由で関わらなかったので大人目線としては見る目がなかった人にも感じます。
ですが実験コーナーなどがあるのでそのページだけためしてみて感想を書くというのも一つの手でしょう。
宇宙好きじゃないと難しいです。

『月はぼくらの宇宙港』読書感想文あらすじ・オススメ度・書き方

今年の中学生の課題図書は3冊とも難しく感じます。数学・スピリチュアル・宇宙に興味のない人には感想文の難易度が高そうです。興味のあるテーマがあるなら図書館で相談して「図書館司書さんと相談して決めた1冊」で感想文を書くと内申が上がります。頑張りましょう!

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